
施工事例13
令和02年09月~令和02年10月
工法概要
ST集排水工法は、地すべり抑制工(地下水排除工)において、
地すべりの誘因となる地下水が集中して多量に賦存する箇所等で効率的に多量の地下水を排除し、
地すべり活動の抑制を図る径300〜600mmの大口径集排水工法(横孔)です。
From the ground
比較的浅層の地下水を狙って、地上から施工を行います。この場合には、機械の反力としてH型鋼等の杭が必要になります。精度の高い掘削が可能なため、縦排水のグラベルパイル工と組み合わせた立体的な集排水が可能です。
From the drainage tunnel
排水トンネル内での施工は、地すべり地域周辺部に設ける周縁トンネルに適用され、主に基盤付近に集中して多量に賦存する深層地下水を有効に集水できます。
From inside the collection well
深層の地下水を排除するためのST集排水工法は、従来のφ3.5mの集水井内から施工できます。またST集排水工においては、大口径管を使用するため多量の地下水を排水することができます。